病院長挨拶
このホ-ムペ-ジをご覧いただいた皆様におかれましては、平素より大阪厚生年金病院に対して多大なご支援を賜り厚く御礼申し上げますとともに、病院長就任3年目を迎えるにあたり当院の現況報告を兼ねて改めてご挨拶申し上げます。
2011年は、戦後最大の自然災害となった東日本大震災をはじめ異常気象に伴う想定外の天災に相次いで見舞われた我が国ですが、大阪厚生年金病院にとっても激動の一年でした。
即ち、4月末に長年の夢であった耐震整備に伴う病院建替工事が厚労省から許可されたのに引き続き、6月には一昨年一旦は廃案となった「独立行政法人 地域医療機能推進機構」への移行法案が成立し、厚生年金病院の整理合理化に一応の終止符がうたれました。
11月に開設60年を迎える2012年を新生大阪厚生年金病院の基盤作り元年と考えますと、今後も刻々と変化する周辺環境への対応には皆様のご理解とご協力が不可欠であり、その進捗状況を以下に述べさせて頂きます。
- 阪神淡路大震災時には内壁の亀裂程度で耐えることが出来た当院も、老朽化著しい築60年の箇所を含め震度6強で倒壊する危険性が以前より指摘されていました。厚労省への再申請から約1.5年を経過した今日、登山に例えればようやく2~3合目に到達した感じです。現在は、設計事務所との基本設計を概ね終了し、今後は実施設計に引き続き、今夏に予定しています西側裏門周辺の整備を手始めに、今秋末の本工事着工から約3年後のグランドオ-プン実現を目指しています。
日常診療へのマイナス影響を極力最小限に留めつつ、諸事情から現地建替(現駐車場に新病院を建設)を実行せざるを得ない工事計画ですので、患者さんをはじめ、特に病院に近接した住民の皆様に多大なご迷惑をおかけすると思いますがご容赦下さい。
- 法案公布後3年以内に全国の7厚生年金病院・51社会保険病院・3船員保険病院を新機構へ円滑に改組すべく、連絡協議会が毎月開催され、今年4月には新理事長も決定されました。歴史的素地の異なる3団体の意思統一には頻回の意見交換が必要ですが、新機構の基本的使命である「地域住民の健康面でのQOL向上を目指した地域完結型医療」に関しては普遍の共通認識であり、当院における従前からの役割機能に大きな変更はありません。
即ち、大阪市西部保健医療圏における地域医療支援病院・大阪府がん診療拠点病院・救急指定病院として4疾病5事業を中心にその責務を果たすとともに、地域住民の要望に応えるべく周辺医療機関との切れ目ない連携強化に努力してまいります。
2012年5月
大阪厚生年金病院長 山崎 芳郎
最終更新日:2012年5月14日







